『家を買う』という発想
『家を買う』という発想
八納啓造(やのうけいぞう)・建築家さんの著書からの一言。
突然ですが「家」に関する質問です。
あなたは家を、「買います」か?
「建てます」か?
「持ちます」か?
ここで今日のスッキリ名言!
友人である建築家・八納啓造さんの著書からの一言。
「家を買う」という発想はもったいない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
家は、一から建てるのであれば「建てる」、
そうでない場合でも「持つ」として、
「買う」という意識を一度捨てることを勧めています。
理由は、「買う」という意識で家を手に入れると、
手にしてから何年かたつと、
その家に飽きてしまったという人を
数多く見てきているからなのだそうです。
それは手に入れた瞬間が、スタートかゴールかという
感覚の違いに起因しているのだとか。
私めは片づけが出来なくて困っています…(-_-;)
片づけも全く同じことだといえます。
ポイントは、「モノとどうかかわるか?」ということ。
モノとの関係は、手に入れる前から始まっています。
買うとき、あるいは手に入れる直前に
「使っている自分のイメージ」がどれだけできるかが、
「勝負」だといえるでしょう。
手に入れる瞬間は、ゴールではなくむしろスタートなのです。
しっかりしたスタートになるように、
「場面をイメージすること」が大切なのです。
最後に八納さんはステキな言葉で締めくくっています。
「家を探すときには、
自分の想いを『建てる』気持ちで臨んでみましょう」
「モノ」より「コト」、
そして「想い」ありきということなのです。